ベルサイユ宮殿舞踏会

2015年12月 1日 (火)

舞踏会のコンセプト(バロックダンス愛好会)

元々は人数的にもちょっと立派なホームパーティー。ビンゴをするよりは一緒に踊りましょ、全員初心者だから簡単なものしか踊れないわ、と当時の先生にパーティ向けの作品を教えて頂き楽しんでおりました。初めて出会ったバロックダンス、気に入った方は其々お教室に通い始め、「今何習ってるの?」「お教室の雰囲気はどう」なんて情報交換もあり、レッスンの励みになれば、と舞踏会では演舞のお時間、フリーダンスのお時間等が設定されています。
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最近とても心配になっている事があります。
お教室に通っている方は、レッスンの為の舞踏会であって欲しいし、
舞踏会の為のレッスンであってはならないのです。

先生方は生徒さんに合ったカリキュラムを考えている筈ですし、其れを飛び越えて
「◯月◯日にこれ踊るから教えて下さい」
このような考えは私の意図とは正反対なのです。

各お教室から参加申し込みを下さった方々は特に、スキルに合ったお勉強中の物を、本番目指して
お稽古して頂ければと存じます。

ジャズのお教室では「お友達のライブに出たいからこの曲教えて下さい」という相談が沢山あります。
頑張れるチャンスなので勿論お手伝いは致しますが、理論を全く理解していない初心者の方が、私のアドリブを録音し、耳コピして毎回ステージに上がろうとするので、考えが変わらなければお教室のコンセプトから外れるのでお辞め頂きました。ジャズ理論やジャズ奏法を習得して頂くためのカリキュラムを組んでいるのに、基本を無視してアドリブ出来ているふり、誰かのサル真似では、私に習っているなんて言わせたくなかった。あなたの作った個性輝くあなたの音楽を聴かせて欲しかった。ちゃんとやればできる筈だったのです。

そんな経験もあるのでこれはダンスでも同じ事がおきているのではないかと心配になり、今回沢山お申し込みいただいている大竹門下の様子を伺いに先生のご自宅を訪ねさせて頂きました。

大竹先生は姉妹弟子だった頃から私のダンスの宿題を手伝って下さり、愛好会の発足当時から暖かく見守って下さっています。

先生方のカリキュラムを邪魔するような事では本末転動なのでお申し込み頂いている生徒さん方のスキルを詳しく伺い、その方々に合っている作品を選んで頂きました。
先生もわたくしも、是非頑張って頂きたいと思って選んだ作品なので後ほど個別にメッセージを
送らせて頂きます。

先生方は舞踏譜を早く理解させる為に動画を禁止したり、基本を身につける為に練習する作品の順番を組み立てて下さっている筈です。急がば回れ、演舞を目指している方は真摯に謙虚に努力なさって下さい。

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2015年11月26日 (木)

舞踏会に必要なもの

私の自論なのですが舞踏会に必要なものはダンスだけではないと思っております。
マナーと教養、エレガンスとエスプリ。

バロックダンスにはそれがあるので、素敵な舞踏会を開くためにバロックダンスを選びました。

マナーがどうのこうの、愛好会は堅苦しくて敷居が高そうで行かれない、と思っている方が
随分いらっしゃいました。
マナーとは「アレしちゃいけない、コレしちゃいけない」というルールを覚える事では無く
「相手を思いやったらこうした方がいいよね、」というアイデアの引き出しです。
だから時と場合によって臨機応変させてよいのです。
「相手を思いやる」という前提のもと、タブーを破った伝説も沢山あります。

今田美奈子先生系列のプレトコールマナーの本の数々を読んでもマナーは学べますが
チームワークが必要なペアダンス、コントルダンス、を通してマナーの精神を再確認する事が多々あります。

「私が一番上手く踊ってやるー!」
「負けるもんか、私が一番目立ってやるー!」
「どう、私素敵でしょ!」
「私が、私が、わたしがー!」

こんな態度が見え見えの方はダンスの練習よりマナーのお勉強をして頂きたいと切実に思います。

客席からよく見えるのはダンスではなく、演者の心です。心の内がバレるんです。

ステージとはそんな所です。

「ダンスは気の交換なんだよ」 私の先生が仰いました。

私はこの時胸につかえていた謎が解けました。
一緒に踊った時に心温まる楽しさをくれる方がビギナーさんだったり
器の大きさ、お人柄がしのばれる優しいフォローをして下さった先輩、
とっても癒して下さった友人、上手い下手関係ないの。

(この逆もあるのでそれは最悪)
練習しても練習してもそこそこ上手くなっても、隣でメラメラ、ドロドロした気しか発してくれない人もいました。

気が合わない、ってこの事よね。

当時は私の考え過ぎだろうと思っていましたが蓋を開けてみればお客様の多くから
私と同じ感想が寄せられていました。

来年 3/6 「オーロラ姫と舞踏会」 には素晴らしい「気」が集結して下さいますように。


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2015年8月21日 (金)

迫り来る本番

音合わせの為に日中はOL サラリーマンのメンバーが青山の練習場に集まりました。

音大受験、課題曲並みに難しい曲が何曲もあり、多分私が1人で全部弾く羽目になるであろうと最悪の事態を覚悟して臨んだリハでしたが、Vlがちゃんと仕上げてきて下さり、ホッとする。助かった。。。
今回初めてお願いしたPFも期待以上に合わせる能力が高くむしろ頼りになる。良かったぁ、彼女覚えるのが早い。
なのでもう少し仕事を分担するべくお二人の出番を増やす。「コレも弾いて♪」

嬉しそうに、楽しそうに、真剣に演奏して下さるメンバーの姿を拝見しながらこれなら頑張れる、頑張るよ、と思ったのは言うまでもありません。

皆さん会社から帰れないかもしれない位忙しい中やり繰りして勉強していらっしゃいます。
そんな姿に胸打たれ、励まされ今日は張り切って練習出来そうです。

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2015年8月20日 (木)

Is this my way ?

先生の主催するヴェルサイユダンスの音楽部門の仕切りを授かる、という栄誉を頂き責任を果たすべく毎朝2時間のピアノ練習をしてから出勤する事にする。

ふと、「あぁまたか。。。」 と子供の頃からの私の運命みたいなものを思い出す。
幼稚園のお遊戯会、私は皆と一緒にうさぎさんの格好で踊っていたかったのに、いつも幼稚園の制服をビシッと着せられ木琴とか鉄琴を担当。
ピアノを習っていたから、得意そうなものでのピックアップなのだけれど、私にとって、いつもと変わらない風景が退屈であった。
バレエを習いたいと泣いて頼んだけれど却下。
小学校に上がり、音楽大学の教授から「非常に音楽的なお子さんです」と言われたのを真に受けた母の陰謀によりそのまま音楽学校に入れられる。
何回か違う学校に行こうと企むけれど猛反対に合い負ける。
各方面の先生方から「あいつ、あんなに耳が良いのに何で弾かないんだ?」とささやかれる。
だって、ピアノの練習きらいなんだもん。(フルートやダンスの練習は好き)
ただ、特殊な耳の制で伴奏を頼まれることは多い。
子供の頃からオーケストラのサウンドは楽器別に認識して聞いている、
左手と右手は別々の旋律として聞こえている、メロディーを見ればコードを感じる、
右手を弾きながら左手を歌える、そんな子どもでした。
これ、特殊で少々珍しいという事に最近気が付きました。
ウチの生徒にそんな子がいません。音大出身同士でも、こんな耳の構造の人はごく一部、
作曲科には結構いる、という事が分かって来ました。
授かりものならしい。。。なので職業音楽、というのは世間様の為には良いのかもしれない。
今から日に4時間は練習する事になる。本当はこの時間踊っていたかったんだ。
ずっと前から子供の頃から踊れるようになりたかったんだ。。。
先生の傍らで踊る姫君がまぶしい。
私はいつになったらダンスを学べるんだろう。。。
ピアノ弾きながら泣けてくる。

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2015年7月 6日 (月)

パリ到着

5/30 始発に乗って空港へ。お昼過ぎにはシャルルドゴール空港着。

私一人だったら、面倒くさがってタクシー直行なんだけれど、旅のお連れ様がバスを調べて下さっていたのでジモティーに混ざってバス。
将来、フランスに足しげく通う事になりそうな気がするのでバスや電車に練習しないとね。
ホテルにチェックインしてまずはニジンスキーのお墓へ。
今からダンスに人生を捧げる事になるのか?・・もしれない。
その選択が幸か不幸かもはや分からない。
ニジンスキーのお墓参りから始まった私たちの旅。
「どうか、私にもダンスを授けて下さい。。。」
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私、基本観光しない人なので、放っておくとホテルの部屋で静かに書き物したり
砂浜で本を読んでいたり、そんな時間が好き。
でも今回はお連れ様のお蔭で色々な所を見聞する事になり、沢山の発見や学びがあり
忘れがたい体験が色々ありました。

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